@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00000102, author = {杉村, 基 and 小林, 浩 and 金山, 尚裕 and 寺尾, 俊彦}, issue = {6}, journal = {日本産科婦人科學會雜誌, Acta Obstetrica et Gynaecologica Japonica}, month = {Jun}, note = {術後進行期I期およびII期の子宮頚部浸潤癌20症例におけるepidermal growth factor (EGF) 受容体の発現とリンパ節転移との関係について, 免疫組織学的検討を用いて解析を行った. 1) 検討に用いたEGF受容体に対する単クローン抗体は, そのligandの受容体への結合部位を認識するため, 無処理凍結切片による検討のみならず, 切片に酸処理を施し, 受容体に結合したligandを除去したのちに染色を行った. しかし, ligand除去前と後において著明な染色性の差は認めなかった. 2) すべての症例において癌組織内において癌細胞膜にEGF受容体の発現を認めた. また正常組織では健常部扁平上皮基底層, 動脈中膜, 間質繊維芽細胞にEGF受容体の局在を認めた. 3) 癌組織内におけるEGF受容体の染色性とリンパ節転移の間には有意に逆の関連性を認めた (p<0.05). 以上より, 子宮頚部浸潤癌においては, EGF受容体の発現が低いほど転移能が高いことが明らかとなった.}, pages = {689--694}, title = {子宮頚部浸潤癌におけるEpidermal Growth Factor (EGF) 受容体発現の免疫組織学的検討}, volume = {44}, year = {1992} }