@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00000103, author = {小林, 浩 and 井田, 若葉 and 藤井, 俊朗 and 寺尾, 俊彦 and 川島, 吉良}, issue = {5}, journal = {日本産科婦人科學會雜誌, Acta Obstetrica et Gynaecologica Japonica}, month = {May}, note = {正所子宮内膜腺管上皮細胞 (正所内膜), 異所子宮内膜腺管上皮細胞 (異所内膜) および卵巣癌細胞より分泌されるCA125の分子量にheterogeneityが存在するかどうか検討するため, それぞれの培養細胞の上清からCA125抗原を精製した. 培養は2例の正所内膜, 5例の異所内膜と2種類の卵巣癌培養細胞 (SHIN-3, HOC-I) について行つた. 培養上清から部分精製したcrude CA125を6M ureaで処理した後, OC125 affinity columnにて精製した. 6M ureaで処理しない高分子量CA125は3?7%polyacrylamide gradient gelには入つていかなつた. Urea処理後の低分子CA125についてSDS-PAGE後, Western blotを行つたところ, 正所内膜培養上清からは分子量200KDaの単一のbandが認められた. 異所内膜からは全症例において培養時期に関係なく分子量110KDaの主なbandが認められ, また, 分子量約200KDaのbandは一部に認められた. 一方, 卵巣癌培養細胞からは分子量200KDa以下の数本のbandが認められ, HOC-I, SHIN-3ともそのCA125分子のパターンは類似したが, 分子量110KDaのbandは確認されなかった. したがつて, 6M urea処理後の分子量110KDaのbandは異所内膜と正所内膜および卵巣癌細胞との鑑別に有用であることが証明された.}, pages = {571--576}, title = {異所子宮内膜腺管培養細胞と卵巣癌培養細胞より分泌されるCA125の分子heterogeneityに関する研究}, volume = {44}, year = {1992} }