@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002034, author = {下山, 久美子 and 小川, 法良 and 坂井, 知之 and 澤木, 俊興 and 河南, 崇典 and 唐澤, 博美 and 正木, 康史 and 田中, 真生 and 福島, 俊洋 and 廣瀬, 優子 and 梅原, 久範}, issue = {5}, journal = {日本臨床免疫学会会誌}, month = {Nov}, note = {目的:近年,関節リウマチ(rheumatoid arthritis ; RA)の診療において,抗環状シトルリン化ペプチド抗体(anti-cyclic citrullinated peptide antibody:抗CCP抗体)は感度,特異度が高く注目されている.我々は抗CCP抗体のRA診療における有用性について検討した.対象と方法:多発関節痛症例115例(女性89例,男性26例)に関して抗CCP抗体,ESR, CRP, IgM-RF, IgG-RF, RAPA, CARF, MMP-3, C1q-IC, Stage, Class, Joint score, Sharp score, KL-6, SP-D,胸部CTを検討した.結果:抗CCP抗体は,特異度(93.5%)に優れていた.またRA群(45例)において,抗CCP抗体陽性群のSharp score (10.9±22.4)は,抗CCP抗体陰性群(1.7±1.8)と比べて有意に高値であり(P<0.05),関節破壊の指標となる可能性が示唆された.間質性肺炎併発例における抗CCP抗体値(84.5±36.4 U/mL)は間質性肺炎非合併例(52.6±44.7 U/mL)に比べ,有意に高値であった(P<0.05).総括:抗CCP抗体は特異度が高く,骨関節破壊のマーカーとなる可能性がある.特定の臓器障害や病勢との関連性に関しては,今後さらなる検討が必要であると考えられる.}, pages = {408--413}, title = {リウマチ膠原病診療における抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)の臨床的有用性の検討}, volume = {30}, year = {2007} }