@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002070, author = {竹原, 康雄 and 山下, 修平 and 礒田, 治夫 and 阪原, 晴海 and 増井, 孝之}, journal = {脈管学}, month = {Jan}, note = {Magnetic resonance angiography(MRA)は,腎毒性造影剤を使用せず,一度の撮像で,ほ ぼ半身から全身の動脈を撮像でき,得られる画像では任意方向,任意断面の画像再構成が可能で ある。MRAはカテーテルのアプローチ不可能な症例においても施行でき,しかも,側副血行路を 余すところなく描出することが可能である。無論,電離放射線被曝はなく,侵襲性も低いことから, フォローアップ目的でも繰り返し施行できる。但し,MRAは時間分解能や空間分解能がX線によ る血管造影には及ばないことや,現時点では介入治療のガイドとしては使用できないことが欠点 である。また,新たなリスクとして,腎機能の廃絶した患者ではガドリニウム製剤はNSFのリス クを負っており,適応の決定にあたり,以前より厳格な配慮を要するようになってきた。今後は 非造影MRAの開発や壁自体の評価に注目が集まる可能性がある。時系列で血管内流速を遍く測定 可能なtime resolved phase contrast 法の利用により動脈硬化と密接な関係を有する血管壁剪断応力 の測定も可能となっていくと思われる。}, pages = {503--516}, title = {大動脈のMRI/MRA}, volume = {49}, year = {2010} }