@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002088, author = {木佐森, 茂樹}, issue = {3}, journal = {日本臨床免疫学会会誌}, month = {Jun}, note = {全身性エリテマトーデス(SLE)における抗体依存性細胞性細胞障害(ADCC)活性の異常の有無および疾患活動性,治療との関係につき検索し, SLEにおけるADCC活性の臨床的意義につき検討した. SLE患者リンパ球のADCC活性は疾患活動期に異常低値を示した. ADCC活性と流血中免疫複合体(CIC)の値との間には一定の関係を認めなかった. SLE患者血清は正常人リンパ球のADCC活性を抑制し,患者血清によるADCCの抑制の程度とCIC値との間に有意の相関(p<0.001)が認められた.また, SLE患者血清は,すでに低下しているSLE自己リンパ球のADCC活性をさらに有意(p<0.05)に低下させた. 以上のことより, SLE患者のADCC活性は,疾患活動性と密接に関係しており, ADCC活性の減弱は, Killer細胞自体の異常に加え, CICのごとき血清内因子によりin vivoではさらに減弱しているものと考えられた}, pages = {293--300}, title = {全身性エリテマトーデスにおけるADCC (K)細胞機能に関する研究}, volume = {10}, year = {1987} }