@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002089, author = {淡嶋, 史佳 and 小出, 幸夫 and 吉田, 孝人 and 船内, 正憲 and 仁瓶, 禮之 and 竹廣, 晃}, issue = {4}, journal = {日本臨床免疫学会会誌}, month = {Aug}, note = {慢性甲状腺炎の発症に重要な意味をもつ抗サイログロブリン抗体の産生機構を解明するため,その引き金と考えられる調節性T細胞の活性化の機構を主に, T細胞-抗原呈示細胞間相互作用のシステムで検討し,以下の結論を得た. 1) 抗サイログロブリン抗体陽性患者では,サイログロブリン・パルス抗原呈示細胞(antigen-presenting cell)に対して, T細胞の増殖性反応陽性を示すものが高率に認められるが,抗サイログロブリン抗体陰性患者や健常人では低率であった. 2) 抗原呈示細胞, T細胞混合培養中にサイログロブリンを加えた系では,抗サイログロブリン抗体陽性患者は全例にT細胞増殖性反応が陽性となったが,抗サイログロブリン抗体陰性患者や健常人でもT細胞増殖性反応陽性となるものがあった.とくに健常人では8例中4例に陽性となった. 以上のことにより,抗原(サイログロブリン)パルス抗原呈示細胞を用いた系でのT細胞増殖性反応は,抗サイログロブリン抗体陽性患者に比較的特異的に陽性となることが示されたので,その意義について若干の検討を加えた.}, pages = {287--292}, title = {慢性甲状腺炎患者におけるサイログロブリンによるT細胞活性化-橋本病における抗原呈示細胞の役割-}, volume = {5}, year = {1982} }