@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002330, author = {矢鍋, 誠 and 吉田, 孝人}, issue = {3}, journal = {Experimental Animals}, month = {Jul}, note = {微生物の感染に起因する抗体をコンピューター解析を導入したELISA法で定量することによって, 新しい診断法を確立した。マウスSendai virus自然感染例での診断を実施したところ, 多数の検体処理が迅速に, より精度の高いものとして可能となった。Sendai virusに対するマウスのIgGとIgM抗体の定量はstandard purified mouse IgGまたはIgMの定量曲線に照して検体が示したO.D.値から算出された。この操作はすべてTitertek Multiskan MCに直結したマイクロコンピューター (Micro 8) で行われた。測定限界低値はIgGで10ng/ml, IgMで30ng/mlであった。Sendai virus抗体陽性と判定された91検体のうち45検体がIgGとIgM抗体陽性, 44検体がIgG抗体のみ, 2検体がIgM抗体のみ陽性で, 抗体価はIgGが1: 10〜1: 12, 800, IgMが1: 20〜1: 160であった。この抗体価での抗体量はIgGで0.1〜154μg/ml, IgMで0.5〜4.8μg/mlと判読された。抗体価と抗体量の間には相関関係が認められ, IgG量が約10μg/mlと判読された時は1: 400, 30μg/mlの時は1: 1, 600, IgM量が約2.4μg/mlの時は1: 80, 4μg/mlの時は1: 160の抗体価と判定された。}, pages = {279--292}, title = {マイクロコンピューターを導入したELISA法での免疫グロブリン定量によるマウス感染症の診断}, volume = {35}, year = {1986} }