@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002392, author = {菅野, 剛史}, issue = {3}, journal = {生物物理化学}, month = {Dec}, note = {血清を中心とした体液成分の酵素活性の測定は,臨床生化学の領域においては肝疾患等を始めとして指傷を受けた臓器の診断,疾病の予後の判定に大きな比重を占めている.この酵素活性の測定は,1)掲傷臓器より遊出した酵素の血清への反映,臓器での酵素の産生レベルの変化とその血清レベルヘの反映,傷害臓器からの逆流などのいろいろな機序で血清レベルが変動し,その値が疾患との相関性が高いことから診断を目的として測定されている以外にも,2)遺伝的な酵素変異の解析,3)腫瘍によって産生された異常酵素の解析,検出を目的として血清レベルで測定されている.一方,電気泳動分析を中心とした酵素の多様性の解析は,Table 1に示すように血清酵素を対象とした場合には,isoenzymeによる多様性を始めとして,血清中での酵素の修飾に基づく多様性,遺伝的変異,腫瘍産生酵素による多様性など,前述した目的とは別の次元で電気泳動分析による多様性が示されてくる.}, pages = {219--222}, title = {血漿酵素の電気泳動による分析}, volume = {23}, year = {1979} }