@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002468, author = {美津島, 隆 and 伊藤, 倫之 and 山本, 満 and 蜂須賀, 研二 and 緒方, 甫}, issue = {3}, journal = {リハビリテーション医学}, month = {Mar}, note = {近年, 頸髄損傷者 (以下, 頸損者) や脊髄損傷者 (以下, 脊損者) のリハビリテーション (以下, リハ) の発展により, 彼らの社会復帰やスポーツ参加にはめざましいものがある. これは当該疾患に対する医学的管理の進歩や残存能力を強化するリハが大きく貢献してきた結果である. またするリハが大きく貢献してきた結果である. またこの分野は, 将来的にもFES (functional electrical Stimulation) や装具療法などの発達によりさらなる発展が期待できる分野でもある. 頸損者, 脊損者には障害に起因する循環調節障害は現在の医学では半永久的なものとして存在し, そのために健常者とは異なる循環動態・応答を呈するので, その病態生理を調べておくことは必要不可欠なことである. 循環障害に起因する臨床上良く知られた病態として, 起立性低血圧, 自律神経過緊張反射, 褥瘡などが挙げられ, 教科書などでも広く取り上げられているが, EBM (evidence-based medicine) に耐え得るような基礎的な研究は数少なく, そのメカニズムには不明な点も多い. そこで我々は頸損者の循環調節障害に対し, 応用生理学的手法, すなわち寒冷昇圧試験, 静的あるいは動的運動負荷などを行い, その反応性を観察, 検討した. また脊損者についてはエコーの活用により, 総頸動脈血流量測定による脳循環や褥瘡の形態的観察を行い, また局所の微小循環圧を測定し, 臨床への応用を試みた.}, pages = {137--142}, title = {脊髄損傷者における循環調節障害に対する応用生理学的研究(2003)}, volume = {41}, year = {2004} }