@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002565, author = {大川, 直子 and 芹沢, 麻里子 and 柏木, 唯衣 and 岸本, 彩子 and 平井, 久也 and 原, 信 and 松井, 浩之 and 山下, 美和 and 岡田, 喜親 and 小林, 隆夫}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {}, note = {卵巣原発カルチノイドはまれな疾患で、本邦では全カルチノイドの1.3%程度である。一般的なカルチノイド症候群のように下痢などを呈さず、便秘を引き起こす場合があるのが特徴である。今回我々は卵巣甲状腺腫性カルチノイドのためと推測される長年にわたる便秘を合併し、腫瘍摘出後に軽快した症例を経験したので報告する。症例は45歳女性、数年前より便秘がちで、緩下剤を内服し排便は3日に1回程であった。内科の直腸診で腫瘤を指摘され当科初診した。MRIでダグラス窩に5cm大のT2WIで低信号を示す腫瘤を認め、右卵巣腫瘍、なかでも莢膜細胞腫が疑われた。経過観察期間中13cm大にまで増大したため、右付属器摘出術を施行した。病理組織学的検査で卵巣甲状腺腫性カルチノイドと診断した。術後速やかに便秘は改善し、毎日排便を認めるようになった。}, pages = {11--15}, title = {腫瘍摘出により便秘が劇的に改善した卵巣甲状腺腫性カルチノイドの1 例}, volume = {2}, year = {2013} }