@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002566, author = {堀越, 義正 and 水野, 薫子 and 米澤, 真澄 and 俵, 史子}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {}, note = {単一胚盤胞移植 (Single Blastocyst Transfer、以下SBT)後にも双胎が発生することはよく知られているが、通常は一絨毛膜二羊膜性(MD)双胎である。今回我々は、SBT後に超音波診断で二絨毛膜二羊膜性(DD)双胎と診断し、出生後に遺伝子解析を行い、一卵性のDD双胎と証明した症例を経験したので報告する。症例は39歳0経妊0経産。男性不妊のため、前医でGardner分類4BBの胚盤胞1個を移植して妊娠成立し、当院へ紹介となった。妊娠7週の初診時に経腟超音波検査でDD双胎と診断した。妊娠30週より切迫早産のため入院管理となり、32週に妊娠高血圧症候群を発症、33週1日に高位破水し、34週0日に羊水混濁が出現したため、帝王切開術で児を娩出した。児は両児ともに男児で1828gと1990g、先天異常は認めなかった。胎盤は融合していたが、絨毛膜・羊膜ともに2枚ずつに分かれ、病理学的にもDD双胎と診断した。両親のインフォームド・コンセントを得て、遺伝子解析による卵性診断を行った結果、両児間の遺伝子型は全て一致し、一卵性であると証明された。 最近はSBT後にDD双胎が成立した報告が散見されており、これらはHatching 進行中の胚の分離に関連している可能性が示唆されている。}, pages = {16--21}, title = {単一胚盤胞移植後に成立した一卵性二絨毛膜二羊膜性双胎の1 例}, volume = {2}, year = {2013} }