@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002618, author = {竹原, 啓 and 若山, 彩 and 加藤, 雄一郎 and 多々内, 友美子 and 千田, 裕美子 and 望月, 修 and 宇津, 正二}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Jun}, note = {抗NMDAR(N-methyl-D-aspartate receptor) 脳炎は2007 年Dalmau らにより提唱された傍 腫瘍性辺縁脳炎である。今回我々は卵巣成熟嚢 胞性奇形腫を合併した抗NMDAR 脳炎の2 例 を経験したので報告する。 【症例1】22 歳 女性 0 経妊0 経産 発熱・頭痛・嘔吐後に統合失調様症状を発症し、 当初はウイルス性脳炎を疑うも感染は否定的で あった。腹部CT にて右卵巣腫瘍を指摘された ため、抗NMDAR 脳炎が疑われた。発症後51 日目の右付属器切除術にて成熟嚢胞性奇形腫と 判明し、免疫グロブリン大量療法を施行した。 現在も意識障害、不随意運動は持続している。 【症例2】26 歳 女性 0 経妊0 経産 頭痛後に統合失調症様症状を発症したため、ウ イルス性脳炎を疑うも感染は否定的であった。 その後、痙攀を認め、鎮静下に呼吸器管理を開 始した。腹部CT にて左卵巣腫瘍を指摘され、 抗NMDAR 脳炎が疑われた。発症後6 日目の 嚢腫核出術施行にて成熟嚢胞性奇形腫と判明し た。術後、免疫グロブリン大量療法を施行した。 症状は緩徐に改善し、軽度の高次機能障害を認 めるのみとなり、外来にて経過観察中である。}, pages = {16--20}, title = {卵巣成熟嚢胞性奇形腫に合併した抗NMDAR 脳炎の2 症例}, volume = {3}, year = {2014} }