@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002751, author = {加藤, 雄一郎 and 竹原, 啓 and 望月, 修}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Oct}, note = {腹腔鏡下手術において組織を摘出する際に、腫瘍内容の漏出や摘出組織の遺残を防ぐために回収袋を使用することが多い。一般には回収袋が関連した合併症としては組織の体内遺残の報告が多いが、婦人科領域では合併症の報告は検索した限りでは見あたらなかった。今回、回収袋使用時に一部組織が脱落していたことが術後に判明し、再手術にて遺残組織を回収した症例を経験したので報告する。 症例は58 歳、3 経妊3 経産、下腹部痛にて当院を受診し、右付属器腫瘍を指摘された。初 診から3 ヶ月後に腹腔鏡下両側付属器摘出術を行った。組織の体外への搬出は回収袋を用いて行ったが、一旦回収袋に回収した左付属器が腹腔内へ脱落した事に気がつかず手術を終了して抜管した。その後ビデオで左付属器が腹腔内に遺残している事を確認し、再挿管後に腹腔鏡下に左付属器を回収した。 遺残の原因と今後の発生予防、対策について、若干の文献的考察を含めて報告する。}, pages = {15--17}, title = {腹腔鏡手術時に摘出標本遺残をきたした1 例}, volume = {4}, year = {2015} }