@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00002752, author = {勝又, 佳菜 and 望月, 亜矢子 and 城向, 賢 and 安立, 匡志 and 平井, 強 and 徳永, 直樹}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Oct}, note = {子宮留膿症は閉経後に多いが、穿孔する頻度は稀である。穿孔しても婦人科的症状に乏しく、診断は困難である。今回、造影CT により、子宮留膿症穿孔の診断ができた2 症例を経験した。 症例1:81 歳、突然の下腹部痛と嘔吐で受診した。腹膜刺激症状と血液検査で炎症反応の上昇を認めた。造影CT で、子宮の腫大、子宮腔内の液体貯留、矢状断像・環状断像で子宮壁の途絶を認め、子宮留膿症穿孔と診断した。緊急開腹手術を行い、単純子宮全摘術と腹腔内洗浄ドレナージを施行した。 症例2:94 歳、突然の下腹部痛で受診した。腹膜刺激症状と血液検査で炎症反応の上昇を認めた。造影CT で子宮の腫大、子宮腔内のガス像、子宮壁の途絶を認め、子宮留膿症穿孔と診断した。緊急開腹手術を行い、単純子宮全摘術、両側付属器切除術、腹腔内洗浄ドレナージを施行した。 結論:子宮留膿症穿孔の診断に、矢状断像・環状断像を含めた造影CTによる子宮壁の途絶所見が有用と考えられた。}, pages = {18--23}, title = {造影CT検査が診断に有用であった子宮留膿症穿孔の2症例}, volume = {4}, year = {2015} }