@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00003175, author = {向, 亜紀 and 幸村, 康弘 and 金森, 隆志 and 村上, 裕介 and 幸村, 友季子 and 古田, 直美 and 谷口, 千津子 and 杉原, 一廣 and 伊東, 宏晃 and 金山, 尚裕}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Mar}, note = {妊娠中期の流早産既往妊婦は流早産を反復する高リスク群である。その原因としては子宮頸管無力症と絨毛膜羊膜炎(CAM)が多いと報告されているが、臨床経過のみで診断され、次回以降の妊娠では頸管縫縮術が施行される場合が多い。そこで我々は、妊娠中期の流早産既往妊婦に対し、流早産時の臨床記録に加え胎盤病理における炎症所見を評価し、次回以降の妊娠管理の参考とし、転帰を検討した。妊娠中期の流早産の既往があり、かつ流早産時の胎盤病理組織標本が存在する6例を対象とした。胎盤病理において、絨毛膜羊膜炎、脱落膜炎等の所見から「非炎症型」、「絨毛膜羊膜炎(CAM)優位型」、「脱落膜炎優位型」に分類した。次回以降の妊娠において、「非炎症型」は子宮口開大の先行が推定され、頚管縫縮術を施行した。「脱落膜炎優位型」は、腟洗浄とウリナスタチン腟座剤挿入のみで妊娠管理を行う方針とした。「CAM優位型」は臨床所見を参考に、頸管縫縮術と腟洗浄を選択することとした。いずれも32週以降まで妊娠継続が可能であった。妊娠中期の流早産既往妊婦に対し、臨床経過に加えて胎盤病理所見を評価し次回妊娠を管理することは、反復流早産予防に対し有効である可能性が示唆された。}, pages = {11--17}, title = {胎盤病理所見を参考にした妊娠中期の流早産既往妊婦に対する反復早産予防の試み}, volume = {7}, year = {2018} }