@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00003176, author = {齋藤, 朋子 and 田中, 綾子 and 深瀬, 正人 and 内藤, 成美 and 門, 智史 and 辻井, 篤}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Mar}, note = {骨盤内仮性動脈瘤は、帝王切開後などに起こり、破裂した場合には突然大量出血をきたす疾患である。今回、腟鏡による腟壁裂傷のため仮性動脈瘤を形成した症例を経験した。症例は38歳未経産で、子宮筋腫のため偽閉経療法後に腹腔鏡下子宮筋腫核出術を行った。子宮マニピュレータ挿入時に腟壁の3時と9時方向に腟壁裂傷を形成し、手術時、手術翌日、術後5日目の計3回、突然の多量出血を認めた。術後1日目と術後5日目は、腟壁9時方向からの動脈性出血を縫合止血し、高度貧血のため輸血を行った。経腟超音波検査では出血の原因を診断できなかったが、造影CTで腟壁9時方向の腟壁裂傷に一致する位置に仮性動脈瘤形成を認め、子宮動脈塞栓術を行った。腟壁裂傷後の繰り返す出血を認めた場合は仮性動脈瘤も考慮する必要がある。}, pages = {18--21}, title = {腟鏡による腟壁裂傷で形成された骨盤内仮性動脈瘤}, volume = {7}, year = {2018} }