@article{oai:hama-med.repo.nii.ac.jp:00003180, author = {山田, 智子 and 土井, 貴之 and 柏木, 唯衣 and 竹原, 啓 and 小宮山, 明 and 伊藤, 敏谷 and 小田, 智昭}, issue = {1}, journal = {静岡産科婦人科学会雑誌}, month = {Mar}, note = {近年、体外受精、胚移植が癒着胎盤のリスク因子とする報告がみられる。子宮手術既往のない凍結胚盤胞移植後の常位癒着胎盤症例を経験した。症例は42歳,0経妊。慢性C型肝炎の持病がある。前医で4回目の凍結胚盤胞移植で妊娠成立後、当院に紹介された。胎盤付着部位は子宮底部前壁にあったが、胎盤実質内にplacental lacunaeを認め、胎盤と筋層の境界が不明瞭であり、癒着胎盤を疑った。MRI で胎盤付着部位の子宮筋層が不明瞭であった。妊娠36週0日に帝王切開を施行、2,964 gの女児をApgar score 8/9で娩出した。胎盤付着部の子宮漿膜に怒張血管があり、臍帯牽引で抵抗があったため、子宮腟上部切断術を施行した。子宮は1,410 g。術中出血量は3,399 ml。病理組織所見で癒着胎盤と診断された。凍結胚移植後妊娠は胎盤の位置や子宮手術既往に関わらず、癒着胎盤への留意が必要である。}, pages = {43--48}, title = {凍結胚移植後の常位癒着胎盤の一例}, volume = {7}, year = {2018} }